ページトップへ

Figue:使うこと、なじむこと。

2016.03.15 update
「形」の持っているチカラを最大限に信じて、その役割や用途を限定しないこと。
それがフィーグの命題。

カバンが体の一部であるのならば、本来持っている機能として「美しさ」を備えたい。
しかし、同時に「使いやすさ」や「育てがい」は犠牲にしたくない。
使い込んで行く中で、本当の価値を再確認することが出来るよう、そして、使い込むことによって出来ていった傷や汚れすらも「美」の彩りとして感じられるよう。
そのような考え方で生み出されたこの独特な形状は、職人の魂が顕現化した姿とも言えます。
有機的で、立体的なフォルムを支えているのは、70年以上カバン作りに携わった職人だけが持ち得ている熟達の技です。


必要にして十分な容量を持ち、適切なレイアウトで配置された格納ポケットを持ったフィーグを使うことは、都市での画一化された生活リズムに新しい気づきをもたらしてくれるはずです。